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防水工事の種類とは?特徴と選び方を徹底解説!
防水工事の種類を知ることが重要な理由
建物を長持ちさせるために、防水工事は欠かせません。しかし、「どの防水工事が最適なのか分からない」「種類が多くて選び方が難しい」と感じる方も多いのではないでしょうか?
たとえば、屋上やベランダの劣化が進むと、雨漏りや建物の腐食の原因になります。しかし、適切な防水工事を行えば、雨水の侵入を防ぎ、建物の寿命を延ばすことが可能です。
本記事では、防水工事の種類とその特徴、用途に応じた選び方について詳しく解説します。
記事を読むことで、建物の状況に合った防水工事を選べるようになります。
それでは、防水工事の種類について詳しくみていきましょう。
防水工事の主な種類とは?
防水工事には、大きく分けて4つの種類があります。それぞれの工法にはメリット・デメリットがあるため、用途に応じた選択が重要です。
1. ウレタン防水工法
特徴:
液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を作る工法です。継ぎ目がないため、防水性が高いのが特徴です。
メリット:
- 施工しやすく、狭い場所や複雑な形状にも対応できる
- つなぎ目がないため、水漏れリスクが少ない
- 比較的安価で、コストを抑えられる
デメリット:
- 乾燥に時間がかかる(完全硬化まで数日)
- 定期的にトップコートを塗り直す必要がある(5~7年ごと)
適した場所:
ベランダ、屋上、バルコニー、小規模な防水工事
2. FRP防水工法
特徴:
ガラス繊維を含んだ樹脂を塗布し、防水層を形成する工法です。耐久性が高く、強度があります。
メリット:
- 硬くて丈夫なため、歩行や衝撃に強い
- 乾燥が早く、短期間で施工が完了する
- 長寿命で、メンテナンスの手間が少ない
デメリット:
- 硬い仕上がりのため、地震の揺れでひび割れしやすい
- 他の工法に比べて費用が高め(1㎡あたり6,000~10,000円)
適した場所:
ベランダ、バルコニー、屋上の防水工事
3. シート防水工法
特徴:
防水シートを敷き詰めて防水層を作る工法です。主に「塩化ビニルシート防水」と「ゴムシート防水」の2種類があります。
メリット:
- 厚みが均一で、防水性が安定している
- 施工期間が短く、すぐに仕上がる
- 比較的コストが抑えられる(1㎡あたり3,500~6,500円)
デメリット:
- シートのつなぎ目から水が浸入する可能性がある
- 複雑な形状の場所には施工しにくい
適した場所:
屋上、工場、大型施設の防水工事
4. アスファルト防水工法
特徴:
アスファルトを含んだシートを貼り付け、重ねることで防水層を形成する工法です。耐久性が高く、ビルやマンションの屋上によく使われます。
メリット:
- 耐用年数が長く、20年以上持つ場合もある
- 防水性能が高く、大規模な建築物に適している
- 紫外線や気温の変化に強い
デメリット:
- 施工に時間がかかる
- 施工費用が高め(1㎡あたり6,000~12,000円)
- 施工時に高温処理が必要なため、安全管理が重要
適した場所:
ビル、マンション、屋上、駐車場
防水工事の種類を選ぶポイント
防水工事を選ぶ際は、以下のポイントを考慮すると適切な工法を選びやすくなります。
- 施工する場所を考える
→ 屋上には耐久性の高いアスファルト防水、大型施設にはシート防水が向いている。 - 費用と耐用年数を比較する
→ 初期費用を抑えたい場合はウレタン防水、長期的な耐久性を重視するならFRP防水。 - メンテナンスのしやすさを考慮する
→ 手軽なメンテナンスを希望するならウレタン防水やシート防水が適している。
防水工事の種類は、建物の用途や環境によって適したものが異なります。専門業者と相談しながら、最適な方法を選びましょう。
まとめ
防水工事の種類と特徴についてお伝えしました。
- 防水工事にはウレタン防水、FRP防水、シート防水、アスファルト防水の4種類がある
- ベランダやバルコニーにはウレタン防水やFRP防水が適している
- 屋上やビルにはアスファルト防水やシート防水が向いている
- 費用、耐用年数、メンテナンス性を考慮して選ぶことが重要
防水工事の種類を理解し、適切な工法を選ぶことで、建物の寿命を延ばし、雨漏りのリスクを防ぐことができます。迷った際は、専門業者に相談し、自分の建物に最適な防水工事を検討しましょう。
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